2014-08-07

草履について思うこと。

江戸時代には、編んだ麻を巻いたものを底に付けて耐久性、機能性を上げていた麻裏草履(あさぶらぞうり)というものがあったそうだ。
時代は変わり、板金屋さんが屋根に上がるときに滑らないようにと、自転車の廃タイヤを縫い付けた草履が流行、定着。現在も職人さんはじめ、粋な履き物としても流通している。

粋といえば「坪下がり」という江戸前の草履もあるが、これは「粋」以外の何もない。踵は付けないことを前提にしていて、御輿の担ぎ手に人気らしい。

話しを戻すと私の仕事柄、丘足袋と草履は欠かせないもので、まとめ買いをしている。草履の在庫がなくなったので今回新調した。


表は稲藁、唐黍などがある。
前坪の色は何種類かあり今回は青。鼻緒は仕事なのでいつも真田 。
ところで今回気になるのが、
タイヤ底がはみ出ている…
草履は水に弱い。そのための僅かな対抗策か、滑り止め強化か?
それとも下手な作り手か?
兎に角新しい。
でも格好悪い。

2014-08-02

cuttingboard 2

前回のカッティングボードは、好評を頂いているも、丁度良い節になかなか出会えないので
柄の付いたボードを試作。

 シンプルに使いやすくと試作するも、どこか物足りない気が...柄を加工してみると
羽子板?
試作はまだまだ続きそう。