2012-03-05

2012

とっくに始まってますな。
本年もよろしくお願いします。

年明けより忙しくやらせていただきましたが、ようやく一段落です。
先日、東京のある古民家再生の手伝いをさせていただきました。

外観から既に感じます。
中に入ると、更にそれは増していきます。
先週まで、うわもので8000万という新築に関わっていました。設備もよく
木材もふんだんに使われて、どの業者も手間の掛かる仕事でした。
しかしこの民家のように感じるものはありませんでした。
便利な道具が無かった時代に、このような建物や建具、家具、道具を作った方達の気概か。
ここに住んだ人達が刻んだ生活の跡か。
未熟な私には感じるものを明確にすることはできませんが、それは尊いものであり
近寄りがたくもあります。敬いつつ触れることで、温もりといろいろな事を教えてくれました。

心の中から、鼻の中までいろんなもので満たされた一日でした。